プリンターインクの残量確認方法をメーカー別にご紹介

インクについて

プリンターインクの残量確認方法はメーカーや機種によって少しずつ異なり、プリンター本体に液晶画面が付いていないと確認がしにくい場合もあります。

本記事では、キヤノン・エプソン・ブラザーのインクジェットプリンターの、パソコン・スマホからプリンターインク残量を確認する方法をご紹介します。互換インクのインク残量確認方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

純正プリンターインクの残量確認方法

プリンターインクの残量確認方法を、キヤノン・エプソン・ブラザーのメーカー別にご紹介します。スマホから残量確認できるメーカーもあり、手軽で便利です。

※機種によってはご紹介した内容と確認方法が異なる場合があるため、詳細は各プリンターの取扱説明書をご参照ください。

こちらの記事では、プリンターインクの適切な交換時期について解説しています。

プリンターインクの適切な交換時期を教えます! - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
プリンターインクの適切な交換時期について解説します。インクが切れる寸前まで印刷してから交換している方や交換時期に悩んでいる方は参考にしてください。

キヤノン

キヤノン製プリンターのインク残量は、パソコンにインストールしたプリンタードライバーから確認できます。

<パソコン(例:PIXUS TS8730)の場合>

  1. プリンタードライバーの設定画面を開く
  2. Canon IJステータスモニターを起動し、「ユーティリティ」シートの「プリンター状態の確認」をクリックする
  3. 「推定インクレベル」でインク残量を確認する

参考:キヤノン「TS8700 Series>パソコンでインクの状態を確認する」

残量が少ない色は推定インクレベルが低く表示されるため、直感的な残量確認が可能です。

エプソン

エプソンはインクジェットプリンター専用アプリ「Epson Smart Panel(エプソンスマートパネル)」の対応機種であれば、スマホから簡単にインク残量が確認できます。

なお、エプソンの「エコタンク搭載モデル」を利用されている場合、残量は基本的にタンクを直接目視して確認します。機種によってはパソコンから確認することも可能です。

<パソコン(例:EP-886AW/AB/AR)の場合>

  1. プリンターの電源を「オン」にする
  2. プリンタードライバーの「印刷設定」画面を開く
  3. 「ユーティリティ」タブを選択し、「EPSONプリンターウィンドウ!3」ボタンを押下する
  4. インク残量を確認する

参考:エプソン「コンピューターからインク残量を確認する方法を教えてください」

<Epson Smart Panelを使用してスマホから確認する場合>

  1. アプリを起動する
  2. 画面上部にインク残量が表示されているので、確認する

参考:エプソン「Epson Smart Panelの画面の見方」

ブラザー

ブラザーも他メーカーと同様に、ドライバーからプリンターインクの残量確認が可能です。また、ブラザー専用のスマホアプリ「Brother iPrint&Scan」の対応機種では、スマホからも確認できます。

<パソコン(例:DCP-J928N)の場合>

  1. プリンタードライバーを起動する
  2. ナビゲーションバーの「ツール」を押下し、「ステータスモニター」を押下する
  3. インク残量を確認する

参照:ブラザー「本製品の状態をパソコンで確認する(Windows)431ページ」

インク残量が少ない場合や交換が必要な場合は、ステータスモニターにエラーアイコンが表示されるので参考にしましょう。

<Brother iPrint&Scanを使用してスマホから確認する場合>

  1. アプリを起動する
  2. インク残量を確認する

参照:ブラザー「Brother iPrint&Scan」

互換インク使用時のインク残量確認方法

互換インクを使用している場合、純正プリンターインクとは残量確認の仕様が異なる場合があります。互換インクの専門店「ベルカラー」を例に、互換インクの残量確認方法を解説します。

インク残量がない場合の印刷については、こちらの記事をご参照ください。

プリンターインクはなくても印刷できる?インク切れの応急処置を解説 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
プリンターインクは残量がなくても印刷できる場合があります。本記事ではインク切れのメッセージが表示された際に印刷する方法をメーカー別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

互換インクカートリッジ

<ベルカラーの互換インクカートリッジ(サツマイモ対応)>

ベルカラーの互換インクサツマイモ用

互換インクカートリッジは、基本的に純正プリンターインクと同様に残量確認が可能です。

ただしブラザーなどの一部型番ではメーカー仕様により、プリンター本体の液晶画面からインク残量を確認できない場合があります。接続したパソコン等の画面では確認可能なので、こちらの方法をご利用ください。

詰め替えインク

<ベルカラーの詰め替えインク(LC3111ほか対応)>

ベルカラーの詰め替えインクLC3111ほか対応

詰め替えインクは、インクを注入するカートリッジの種類によって残量確認に必要な手順が異なります。

<使用済み純正インクカートリッジに詰め替える場合>

ICチップリセッターを使用することで、インク残量が表示されます。エプソン・ブラザーは純正カートリッジの再利用のためにICチップリセットを使用します。

キヤノンはICチップリセッターを使用しなくても使用済純正カートリッジの再利用が可能ですが、インク残量を表示させるためにはICチップリセットが必要です。

詰め替えインクの場合もブラザーなどの一部型番では、ICチップをリセットしたにもかかわらず、メーカー仕様によりプリンター本体の液晶画面から残量確認ができないことがあります。その場合は、パソコン画面等からご確認ください。

<ベルカラーのICチップ付き詰め替えカートリッジに詰め替える場合>

初めてカートリッジを使用するときは、とくに作業は必要なくインク残量確認が可能です。2回目以降、詰め替えて使用する場合は、ICチップリセッターでリセット作業が必要です(オートリセットチップ付きの場合は不要)。

キヤノンの一部型番の詰め替えカートリッジは、2回目以降のインク詰め替え時には残量検知機能を無効化してご使用いただくため、カートリッジをプリンターから取り外して目視でインク残量をご確認いただきます。

詰め替えインクの詳細については、こちらの記事をご参照ください。

詰め替えインクとは?特徴とメリット・デメリットを解説 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
本記事では詰め替えインクの概要やメリット・デメリットの解説に加え、よくある質問にお答えしています。詰め替えインクの理解を深めたい方はぜひ参考にしてください。

こちらの記事では、ICチップリセッターについてご紹介しています。

詰め替えインクのリセッターとは?使い方とメリット・デメリットを解説 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
本記事では詰め替えインクのリセッター(ICチップリセッター)の種類や使用方法、価格といった詳細を解説しています。詰め替えインクの購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

スマートカートリッジ

<ベルカラーのスマートカートリッジ(BC0310/311ほか対応)>

ベルカラーのスマートカートリッジBC-310ほか対応

キヤノン向けに提供しているスマートカートリッジは、残量検知機能を無効化して使用する商品のため、インク残量は表示されません。カートリッジをプリンターから取り外して、スポンジの湿り具合からインク残量をご確認ください。

キヤノンのプリンターインクの種類について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

キヤノン(Canon)のプリンターインクの種類|型番やサイズを徹底解説 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
本記事ではCanonのプリンターインクの種類について解説しています。お得なサイズや、コストパフォーマンスに優れたインクの種類もご紹介するためぜひ参考にしてください。

プリンターインクの残量確認はいくつかの方法がある

プリンターインクの残量確認方法は、メーカーや機種によって複数あります。スマホで確認できる便利な方法もあるので、お持ちのプリンターで利用できる手段を把握しておきましょう。

互換インクは種類によって残量表示機能が使えない場合もありますが、多くの商品はパソコン画面等で純正インクと同様に残量確認ができます。ベルカラー公式サイトで、互換インクのラインアップをご覧ください。

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