ブラザーのインクジェットプリンターHL-J7010CDWの対応インク型番は「LC417XL」です。ビジネス利用で印刷枚数が多い方は、インクのランニングコストが気になるのではないでしょうか。
この記事では、純正インクと互換インクの比較や利用者レビューなど、LC417XLに関する情報を徹底調査します。ぜひ最後までご覧ください。
\ベルカラーのHL-J7010CDW対応互換インク/
HL-J7010CDW対応インク「LC417XL」とは

画像引用元:ブラザーAmazonストア
ブラザーHL-J7010CDW対応「LC417XL」は、大容量インクカートリッジを搭載した、大量印刷向きのプリンターインクです。
LC417XLについて、特長や色数、印刷コストを詳しくご紹介します。
末尾「XL」の大容量サイズ
HL-J7010CDWは、大容量インクカートリッジを売りとしており、最大給紙600枚の大量印刷に特化していることが特徴です。対応インク「LC417XL」も大容量サイズのみ販売されており、2025年2月現在、標準サイズは製造されていません。
なお、「LC417XL」の型番末尾XLは大容量を意味しています。
全4色すべて顔料インク
LC417XLは以下の4色で構成されています。
- ブラック(BK)
- シアン(C)
- マゼンタ(M)
- イエロー(Y)
LC417XLは4色すべて「顔料インク」を採用しています。にじみが少なくくっきりとした発色で印刷ができ、写真よりも書類などの文字印刷に向いています。
カートリッジは各色で独立しており、残量がなくなった色からインクを交換できます。
顔料インクの特徴については、こちらの記事もご覧ください。

家庭用インクより低ランニングコスト
ブラザー公式サイトによると、純正インクLC417XLを使用したHL-J7010CDWの印刷コストは、A4カラー文書で約4.1円、A4モノクロ文書では約0.8円です。
この数値を評価するため、同じブラザーの他プリンターと印刷コストを比較しました。
▼ブラザープリンター 印刷コスト比較
機種名 | インク・サイズ | A4カラー印刷 | A4モノクロ印刷 |
HL-J7010CDW | 顔料・大容量 | 約4.1円 | 約0.8円 |
DCP-J528N | 顔料+染料・標準 | 約9.9円 | 約3.0円 |
DCP-J1203N | 顔料+染料・大容量 | 約5.5円 | 約0.9円 |
※価格は税込、2025年2月現在
HL-J7010CDWは大容量インク対応で、ランニングコストは低い傾向にあります。標準モデルであるDCP-J528Nと比較すると、A4カラー印刷が約60%、A4モノクロ印刷では約70%も印刷コストに差があります。
大容量インク対応モデルであるファーストタンクのDCP-J1203N(顔料+染料)との比較でも、全色顔料を使用しているHL-J7010CDWは、カラーは約30%、モノクロは約10%低いことが分かります。
低ランニングコストのLC417XLですが、ブラザーの純正インクは全体的に価格が高騰していいます。こちらの記事で解説していますので、ご参照ください。

HL-J7010CDW対応純正インク・互換インクを比較
HL-J7010CDW用インクの「LC417XL」は、大きく分けて「純正インク」と「互換インク」の2種類があります。本項ではブラザーの純正インクと、互換インクの専門店「ベルカラー」の互換インクを以下の観点で比較しました。
- インクタイプ
- 価格
- 品質
それぞれのポイントを押さえて、インク選びの参考にしてください。
純正インクと互換インクの細かい違いはこちらの記事で解説しています。

【インクタイプ】どちらも全色顔料を採用
ベルカラーの互換インク「LC417XL」は、純正品と同様に全色顔料インクです。これまで純正インクを利用していた方が使用しても、仕上がりの差を感じにくいでしょう。
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【価格】互換インクは純正インクよりも高コスパ
「LC417XL」の純正インクと互換インクの価格を比較した結果がこちらです。
▼LC417XL 価格一覧
内容 | 純正インク | ベルカラー互換インク | 価格比 |
ブラック単品 | 4,400円 | (取扱なし) | ― |
各カラー単品 (シアン・マゼンタ・イエロー) |
各5,500円 | (取扱なし) | ― |
ブラック2本セット | 8,800円 (単品×2本) |
6,480円 | ベルカラーは 約7割お得 |
全色セット | 20,900円 (全色合計) |
11,980円 | ベルカラーは 約6割お得 |
※価格は税込、2025年2月現在
ベルカラーの互換インクは、セット販売のみを取り扱っています。
セット販売価格で比較すると、黒2本セットは純正品の約7割、4色セットは約6割とコストパフォーマンスに優れています。ベルカラーのLC417XLは、モノクロ印刷が多い方には黒の2本セット、全色準備したい方には4色セットと、用途に応じてお選びいただけます。
※2025年2月現在、ベルカラーのLC417XLシリーズはおひとり様1点までの購入とさせていただいております。ご了承ください。
【品質】ベルカラーの互換インクは純正同等の高品質
一般的に、プリンターメーカーが製造する純正インクは高品質である一方、価格が高い傾向にあります。互換インクは価格の安さが特徴ですが、品質に問題ないか事前に公式サイトやレビューをよく調べることが大切です。
ベルカラーの互換インクは水にこだわった高品質な商品で、万が一のトラブルに備えて保証も充実しています。はじめて互換インクを使用する方にもおすすめできる商品です。
こちらの記事で、ベルカラーの水へのこだわりをご紹介しています。

HL-J7010CDW対応インクの評判
LC417XL使用者のレビューを、純正品とベルカラー互換品でそれぞれピックアップしました。
純正インクLC417XLの評判
値段が
安心の純正品ですが、もうちょっと値段が安いと嬉しい
引用元:Amazonレビュー
田舎なのに注文した日に届いたのは驚きです
はじめて、ブラザーのプリンターを使用しましたが、使い勝手よいのに驚きました。ただ、純正品が高いけれど、買ったばかりのプリンターなので保証がないので純正品を購入いたしました。
引用元:Amazonレビュー
純正品なので安心
純正品なので安心して使えます。しいて言えば消耗品なのでもう少し価格が安くなると有難いです。
引用元:Amazonレビュー
品質や保証の観点で安心できるという意見が多い一方、価格に対する不満が散見されました。
ベルカラー互換インクLC417XLの評判
問題なく使用できている
インク漏れもなく機械の認識も問題なし。
順調に印刷できています。
今のところ液だれや印刷不具合もなし。
4色セットでコスパも良くチップ対策もしてあるので良いのではないでしょうか。
引用元:Amazonレビュー
保証がしっかりしているので安心だと思います
不具合があった場合にプリンタ本体の保証までしてくれるというのはなかなかすごいと思います。
昔のプリンターですと互換インクでヘッドが詰まったりすることなどを経験していますが、
ここ数年では全く問題が発生しないので互換インクのレベルも相当上がっていると感じます。
こちらのインクもとりあえずトラブルなどは発生していませんので、保証は使わず普通に使い続けられそうです
引用元:Amazonレビュー
ベルカラーの互換インクLC417XLはコスパがよく、トラブルや不具合がないとの評判です。実際に使用した方がベルカラー互換インクの利点を実感していることが分かります。
ベルカラーが発売しているブラザー互換インクの評判はこちらの記事もご参照ください。

HL-J7010CDW対応インクは価格で差が付く
ブラザーHL-J7010CDWの対応インク「LC417XL」は、大容量の全4色顔料インクで、印刷コストの低さが特徴です。純正インクは高品質ですが、インク代が高価とのユーザーレビューもあります。
ベルカラーの互換インクLC417は水にこだわった高品質な製品でありながら、価格は純正品の約6割で提供しています。コストが気になる方は、ぜひベルカラー公式サイトをご覧ください。
\ ベルカラーは互換インクの専門店です/