トナーカートリッジは、純正品と互換品を含め大きく4種類に分けられます。目的に合った商品を選定するために、各トナーの特徴をつかむことは大切です。
今回は、トナーの種類や特徴、メリット・デメリットと選び方を解説します。トナー選びの参考にしてください。
トナーカートリッジは4種類ある
トナーカートリッジは大きく分けて次の4種類があります。
- 純正
- 汎用(はんよう)
- リサイクル
- 互換
プリンターメーカー製造のトナーは「純正」で、その他3種類は非純正品です。それぞれの特徴について解説します。
トナーカートリッジの違い
4種類のトナーカートリッジの特徴は以下のとおりです。
<純正トナー>
プリンターメーカー製造の純正品です。海外向けに製造して逆輸入した商品も存在し、国内純正品と比べて安価です。
<汎用トナー>
純正品と同じ工場で製造される、プリンターメーカー非公認の商品です。ノーブランドトナーとも呼ばれます。
<リサイクルトナー>
使用済みの純正トナーカートリッジを再利用し、中身を詰め替えた商品です。
<互換トナー>
カートリッジ・中身の粉末ともにプリンターメーカー以外の会社が製造しています。
純正トナー以外は、プリンターメーカーが直接関わっていない「非純正品」です。非純正品のなかで、製造メーカーや使用カートリッジの違いによりさらにトナーの種類が分かれます。
トナーとインクカートリッジは別物
<ベルカラーのトナーカートリッジTN291/296対応>
トナーカートリッジは、一般的にレーザープリンターで使用されます。カートリッジ内に細かい粉末が入っており、高温で溶かして用紙へ圧着させることで印刷する仕組みです。
インクカートリッジには液体インクが入っており、インクジェットプリンター用となります。トナーとは別物であることを認識しておきましょう。
インクカートリッジとトナーカートリッジの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

トナー4種類の比較
4種類のトナーについて理解を深めるため、メリット・デメリットを一覧で整理しました。「品質」「価格」「保証」の観点で結果を考察します。
▼トナー種類別メリット・デメリット
種類 | メリット | デメリット |
純正トナー | ・高品質 ・プリンター保証が適応される |
・価格が高い |
汎用トナー | ・純正品と同等の品質 ・純正品よりやや安い |
・販売される型番が限られる ・プリンター保証の適応外 |
リサイクルトナー | ・カートリッジは純正品と同じため品質が安定 ・再利用で環境に優しい ・純正品よりやや安い |
・カートリッジが中古品で経年劣化の可能性あり ・プリンター保証の適応外 |
互換トナー | ・価格が安い | ・各製造メーカーで品質にばらつきがある ・プリンター保証の適応外 |
【品質】非純正品はメーカーによって差がある
高品質な純正品と同じ工場で製造される汎用トナーは純正と同等の品質を持ちます。一方で、リサイクルトナーと互換トナーは、各製造メーカーにより品質にばらつきがあります。
【価格】品質と比例する傾向
非純正品は純正品と比較して全体的に廉価で、とくに互換トナーは価格が安いことが大きなメリットです。純正トナーは高品質である分、価格は高くなる傾向があります。
【保証】プリンター保証の適応に大きな違い
トナーが原因でプリンター本体が故障した場合、純正トナー使用時はプリンターの保証期間内であれば保証が適応されます。一方で非純正品の使用時は、基本的に保証期間内であっても有償修理となってしまいます。
トナーカートリッジの選び方
トナーカートリッジを選ぶときは、品質と価格のバランスを考慮しましょう。
【品質を重視したい】
プリンターメーカー製造の純正トナーが最適です。トナー起因のトラブル時も、プリンター本体保証が適応されます。
【品質も気になるがコストを抑えたい】
汎用トナー・リサイクルトナーを検討しましょう。必要なトナー型番が常に入手できるとは限らないため、定期的に商品を探しておくとよいでしょう。
【なるべく安く済ませたい】
互換トナーをおすすめします。ただし商品によって品質にばらつきがあるため、事前に商品レビューや保証内容を確認することが大切です。
互換インクの専門店「ベルカラー」では、安心の納得価格で高品質の互換品を販売しています。また、業界最大級の充実した「トリプル保証」が付いており、はじめての互換品でも安心してお買いもとめいただけます。初期不良や品質にご満足いただけないときはもちろん、互換トナー起因でプリンター本体が故障した場合、本体の保証期間内であれば3万円を上限に保証が適応されます。ベルカラーなら、いざというときのトラブルに備えることが可能です。
こちらの記事で、ベルカラーの互換トナー利用者からの評判をご紹介しています。

トナーの種類は目的に応じて選ぼう
トナーカートリッジは大きく分けて「純正」「汎用」「リサイクル」「互換」の4種類があります。純正トナーは高品質ですが価格が高いため、コストが気になる場合は非純正品を検討しましょう。
トナー代を安く抑えたいなら、互換トナーがおすすめです。ベルカラーの互換トナーは充実の保証内容で、万が一のトラブルに備えられます。ぜひベルカラー公式サイトをご覧ください。
\ ベルカラーは互換インクの専門店です/