キヤノンのインクジェットプリンター「PIXUS TS5330」で使用できるインクは、型番が決められています。
本記事では、TS5330対応インクの「BC-360/361/360XL/360XL」について、容量・価格などの商品情報や利用者のレビューをご紹介します。ぜひインク選びの参考にしてください。
\ベルカラーのTS5330対応互換インク/
TS5330対応の純正インク「BC-360/361」情報
TS5330対応の純正インク型番「BC-360/361」シリーズはFINEカートリッジと呼ばれる形状で、標準容量と大容量の2サイズ展開です。キヤノンが製造する純正インクについて、詳しくご紹介します。
【色数】全4色のカラーインク
「BC-360」はブラック、「BC-361」は3色カラーで、2つのカートリッジをプリンター本体にセットし全4色で使用します。「BC-361」はいずれかの色がなくなったら丸ごと交換が必要なので、インク残量確認時には認識しておきましょう。
【容量】大容量は標準の約1.5〜2倍
BC-360/361シリーズは標準容量と大容量の2サイズ展開で、大容量は型番の末尾に「XL」が記載されています。ヨドバシカメラなどの家電量販店では類似パッケージが並んでいるので、間違えないようご注意ください。
各インクの容量は以下のとおりです。標準に対してブラックの大容量は約2倍、3色カラーは約1.5倍の容量があります。
▼キヤノンBC-360/361シリーズ 容量一覧
型番 | 容量 |
BC-360(ブラック・標準容量) | 約7.5ml |
BC-361(3色カラー・標準容量) | 約8.3ml |
BC-360XL(ブラック・大容量) | 約14.3ml |
BC-361XL(3色カラー・大容量) | 約12.2ml |
参考:キヤノン「【インクジェットプリンター】インクカートリッジの容量について」
【価格】どちらの色もほぼ同価格
BC-360/361シリーズの純正インク価格を、下表にまとめました。
▼キヤノンBC-360/361シリーズ 純正インク価格一覧
型番 | 価格 |
BC-360(ブラック・標準容量) | 2,330円 |
BC-361(3色カラー・標準容量) | 2,600円 |
BC-360XL(ブラック・大容量) | 3,540円 |
BC-361XL(3色カラー・大容量) | 3,460円 |
※価格は税込、2024年7月現在
ブラックは標準に対して大容量が約1.5倍、3色カラーは約1.3倍の価格です。どちらの色も同じサイズではほぼ同価格ですが、標準容量では3色カラーの方が、大容量ではブラックの方が高い価格設定です。
【印刷コスト】普通紙は写真用紙より低い
BC-360/361シリーズを使用した、TS5330の印刷コストをまとめた結果は以下のとおりです。
▼キヤノンBC-360/361シリーズ 印刷コスト一覧
インク容量 | L版写真 | A4普通紙 |
標準 | 約35.2円 | 約27.4円 |
大容量 | 約30.2円 | 約20.4円 |
※価格は2024年7月現在、税込
L版写真、A4普通紙ともに標準に対して大容量は約8割のコストで印刷が可能です。また、どちらの容量もA4普通紙の印刷コストはL版写真に対して約7〜8割で、普通紙印刷の方がコストが低いことが分かります。
TS5330使用者のインクに対するレビュー
PIXUS TS5330を使用している方のレビューでは、インク価格の高さを嘆く声が見られました。
印刷仕上がりが高品質
タイトルにしましたが、印刷が文章、写真共に大変綺麗です。この値段でしたら買い得だと思いますが、インクカートリッジの値段が、高いのでその辺で少し財布に辛いかも…。セッティングはスムーズに出来ました。現在、Wi-FiでPCとスマホで使っていますが、満足のいく印刷が出来ています。
引用元:Amazonレビュー
コスパがいい
値段の割には、紙のセットも楽で、紙詰まりが発生しません。できれば、インクがもう少し安いと助かります。
引用元:Amazonレビュー
純正のインクが高くて本体価格のコストパホーマンスを下げてる感はいなめない。
この価格でwi-fi が使えるなどかなり優れものです。しかしインクが高くて二度買ったら本体買えちゃう。使用頻度が高い方は汎用品も一考かも、たまにつかうかたはあえて純正品を使った方が安心です。また用紙トレイが飛び出てるのが気になります。
引用元:Amazonレビュー
買ってよかった
注文から配達までとてもスムースでした。使っていたプリンターのはがき送機能がうまく動作しなくなったので急遽入手しました。価格満足ですがインク代が高くつきそうなのが気になります(前のプリンター用替えインクもだいぶ残っているのに)
引用元:Amazonレビュー
TS5330は発売当時の本体価格が安価だったためインクの高価さが際立ち、気になる方が多いと考えられます。
そもそもプリンターインクはなぜ高いのか、こちらの記事で解説しています。
TS5330には互換インクもおすすめ
TS5330対応インクのコストが気になるなら、「互換インク」という選択肢があります。互換インクはプリンターメーカー以外のメーカーが製造しており、価格が安いことが特徴です。
ここからは、互換インクの専門店「ベルカラー」で発売している互換インクBC-360/361シリーズをご紹介します。
純正インクと互換インクの違いについては、こちらの記事をご参照ください。
純正品と比較して圧倒的なコスパ
<ベルカラーの互換インク BC-360/361対応>
ベルカラーの互換インクと純正インクの容量・価格を比較した結果がこちらです。
▼BC-360/361シリーズ 容量・価格比較
型番 | ベルカラー容量 | 容量の純正比 | ベルカラー価格 | 価格の純正比 |
BC-360(ブラック) | 26ml | 約3.5倍 | 1,320円 | 約0.6倍 |
BC-361(3色カラー) | 20ml | 約2.5倍 | 1,320円 | 約0.5倍 |
BC-360/361(ブラック・カラーセット) | – | – | 2,150円 | 約0.4倍(純正標準ブラック・カラー合計値との比較) |
※価格は2024年7月現在、税込
容量は純正品の約2.5〜約3.5倍ですが価格は半額程度で、ベルカラーの互換インクは圧倒的にコストパフォーマンスがよいことが分かります。純正品にはないブラックとカラーのセット商品もご用意しました。
安いだけではなく、品質にご満足いただけなかった場合に商品代金を全額返金する「初回あんしん保証」が付いており、備えも充実しています。ベルカラーの互換インクは、インク代が気になる方や頻繁にインク交換する方におすすめの商品です。
\ベルカラーのTS5330対応互換インク/
スマートカートリッジ形式で初回のみ要加工
ベルカラーのBC-360/361シリーズは「スマートカートリッジ形式」です。使用済みのキヤノン純正カートリッジを再利用し、中身を入れ替えて利用します。
初回のみ純正カートリッジを加工する作業を行うことで、2回目以降は簡単に詰め替えが可能です。交換方法は以下の動画と手順をご参照ください。
▼スマートカートリッジの交換方法(初回)
- プリンターからインク切れとなった純正カートリッジを取り出す
- 純正カートリッジのふたを取り外す(カッターナイフとマイナスドライバーを使用)
- カートリッジの壁からはみ出した部分(バリ)をカッターで取り除く
- 純正カートリッジのスポンジを取り外す
- 純正カートリッジの内部にスマートカートリッジを取り付ける
- スマートカートリッジの黄色の保護シールを取り外す
- プリンターにカートリッジをセットする
- プリンター側でインク残量検知機能を無効化する操作を行う
- クリーニングと印字テストをする
TS5330対応インクは互換インクも検討しよう
キヤノンPIXUS TS5330に対応したインク型番は「BC-360/361/360XL/360XL」です。インク容量の多い大容量サイズも展開されていますが、利用者からはインク代が高いとの声が挙がっています。
ベルカラーのTS5330対応互換インクは詰め替え作業が必要ですが、純正品の半額程度で容量は約2.5〜約3.5倍とお得な商品です。コストを抑えるなら、ぜひベルカラー公式サイトで互換インクをご覧ください。
\ ベルカラーは互換インクの専門店です/