リサイクルインクとは
リサイクルインクとは、空になった純正インクのカートリッジを回収し、クリーニングした後に新しいインクを補充して使うインクのことです。
リサイクルインクは、別名「再生インク」とも言われていて、カートリッジを使い捨てせず再利用することから、「環境に優しいインク」と高く評価されています。
リサイクルインクは、メーカーが独自に回収した純正インクのカートリッジを使用します。カートリッジの中に残った古いインクをしっかりと取り除き、リサイクルインクメーカーが製造したインクを補充します。
一方、互換インクはカートリッジもインクも、基本的には互換インクメーカーが製造したものを使用します。
ベルカラーの商品の中には、純正インクのカートリッジはそのまま、中身だけ交換する「スマートカートリッジ」というアイテムもありますが、こちらはお客様がお持ちの純正カートリッジをそのまま使用していただくため、弊社でカートリッジを回収することはありません。
リサイクルインクのメリット・デメリット
プリンターインクには3つの種類があることをお伝えしましたが、それぞれにメリット・デメリットがあるので、どれを選ぶのが正解ということはありません。
インク選びで迷っている方のため、以下ではリサイクルインクをはじめとするプリンターインクのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
純正インク | ・高品質 ・長期保管に適している ・トラブル時に無償で保証が受けられる |
・価格が高い ・中身が見えず残量がわかりにくい |
互換インク | ・純正インクに近い品質が期待できる ・価格が安い ・純正インクよりも容量が多い商品がある ・スケルトンのカートリッジなら残量がわかりやすい |
・互換インク使用によるプリンターの故障は保証の対象外となる ・写真印刷は長期保存で色褪せしやすい |
リサイクルインク | ・環境に優しい ・純正インクに近い品質が期待できる ・純正インクよりも安い |
・カートリッジの品質にバラつきがある ・中身が見えず残量がわかりにくい |
リサイクルインクの魅力は、やはり何といってもカートリッジの再利用による環境面への配慮です。
純正インクと互換インクは、空になったカートリッジを処分し、新しいものに交換するのが一般的です。これだと都度ゴミが出ますが、リサイクルインクではそれがないため、環境ににとても優しい商品であることがわかります。
回収したカートリッジの中には、品質上どうしても再利用できないものもあるのですが、これはプラスチック資源としてリサイクルされているようです。
環境に優しいという素晴らしいメリットがある一方で、カートリッジの再利用には、品質にバラつきが出やすいというデメリットもあります。
きちんと検品してはいるものの、使用環境がわからないカートリッジを使うわけですから、どうしても品質に偏りが出てしまうようです。
また、純正インクはカートリッジが黒い商品がほとんどなので、中身が見えにくい点は純正インク・リサイクルインクに共通したデメリットであると言えます。
リサイクルインク以外にも環境に優しいプリンターインクがある
環境に優しいインク=リサイクルインクだけではありません。
多くのお客様からご好評いただいているベルカラー詰め替えカートリッジも、ゴミの排出量低減につながる環境に優しい商品です。
詰め替えカートリッジは、純正品と同じ形状のスケルトンタイプのカートリッジに、直接インクを補充して使うタイプのベルカラー製の互換インクです。
初回は空のカートリッジにインクを充填しなければなりませんが、注入口があるので工具で穴をあける必要はなく、初めての方でも簡単に詰め替えられます。
また、詰め替えカートリッジはカートリッジそのものがスケルトンなので、「中身が見やすい!」とお客様から高く評価していただいている商品の一つです。
詰め替えカートリッジは、長く使えば使うほど、商品自体の劣化やチップの破損など、トラブルが起きやすくなります。
仮に故障してしまったとして、「何回も使ったから仕方がないか」と思われるお客様はとても多いのですが、ベルカラーが提供してるトリプル保証では、ご購入後3年以内なら新品の商品へ交換することが可能です。