「プリンターインクの捨て方が分からない」「そもそもプリンターインクは何ごみ?」と悩んでいる方もいるでしょう。
インクカードリッジは自治体によって廃棄方法が異なるため、事前に正しい捨て方を確認しておくことが大切です。また廃棄する以外にも、回収ボックスに持っていくことで再利用するという手段もあります。
今回はインクカートリッジの正しい処分方法について解説します。プリンターインクを捨てるのが面倒な方におすすめのインクも紹介しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
使用済みのインクカートリッジの捨て方
使用済みのインクカートリッジの捨て方は大きく分けて以下の3つです。
- 回収箱へ持っていく
- プリンターメーカーの回収サービスを利用する
- ゴミとして廃棄する
回収箱や回収サービスではカードリッジが再利用されるため、環境にやさしくおすすめの方法です。
回収箱へ持っていく
使用済みカートリッジは、「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収箱に入れることでリサイクルされます。
里帰りプロジェクトとは、カートリッジの回収から再資源化までのリサイクル活動を推進するためのプロジェクトのことです。プリンターメーカーであるブラザー、キヤノン、エプソン、日本HPが共同で運営しています。
回収箱の設置場所は、郵便局や家電量販店など全国約3,600箇所。回収箱の利用に特別な手続きは必要なく、インクカードリッジを入れるだけで処分できます。
ただし、トナーカードリッジは回収不可となっており、インクカードリッジも純正品のみに限定されている場合もあるためご注意ください。
互換インクの場合は、事前に回収箱の対象インクを確認しましょう。
回収箱の設置場所は「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」のホームページで調べられます。
各プリンターメーカーの回収サービスを利用する
エプソンやキヤノンなど、インクカートリッジの回収サービスを提供しているメーカーもあります。
回収サービスを利用することで簡単にカートリッジを処分できるだけでなく、ポイントやベルマークが貯まるといった特典もあります。
エプソン
エプソンでは「MyEPSON」に登録することで回収サービスの利用が可能です。
処分予定のカートリッジを回収箱に入れ回収の依頼をすると、エプソン指定の業者が回収箱を引き取りに来てくれます。
回収サービスの利用に応じてポイントが貯まる仕組みです。貯まったポイントは1ポイント1円として、エプソンダイレクトショップでのお買い物時に使用できます。
業務上大量のカートリッジが発生する場合は、処分の手間を省きつつポイントも多くもらえるため一石二鳥です。
キヤノン
キヤノンではホームページまたはFAX回収サービスの依頼ができます。個人の場合、流れは次の通りです。
- 申し込み(回収専用箱の取り寄せ)
- 自宅に届いた回収専用箱に不要なカードリッジを詰める
- キヤノンに返送
3ステップで完了するため手間がかかりません。回収専用箱と返送にかかる料金も無料です。
学校関係者の場合は、カートリッジの回収個数に応じてベルマーク点数が付与されます。
ベルマークは学校での教育器材を購入等に利用できるため、積極的な活用がおすすめです。
ブラザー
ブラザー最寄りのコンビニでカートリッジの回収ができる「SMARI」を提供しています。
不要になったカートリッジは箱に詰め、最寄りのコンビニに持っていくだけで簡単に処分でき、手間がかかりません。
SMARIを利用しカートリッジの回収を行うと、回収個数に応じて「トク刷るポイント」が貯まります。ポイントは、コンビニスイーツやギフトチケットなどの商品と交換が可能です。
ただし、SMARIが利用できる地域は限られているため、利用前に公式サイトを確認しておきましょう。
ゴミとして廃棄する
インクカートリッジをゴミとして廃棄する場合、お住まいの自治体によって燃えるごみに指定されていたり、燃えないごみに指定されていたりと廃棄方法は異なります。
廃棄方法はお住まいの自治体のホームページで検索が可能です。事前に確認し正しい方法で廃棄しましょう。
未開封のインクカートリッジの捨て方
プリンターのインクカートリッジが未開封であったり、中に液体が残っていたりした場合の捨て方も、使用済みのインクカートリッジと同様です。
他にも、以下の手段で処分できるケースがあります。
- リサイクルショップやフリマサイトで売る
- 買取業者を利用する
- 購入した家電量販店などに返品する
リサイクルショップや買取業者などを利用するとカートリッジを処分でき、少しですが収入も入るためおすすめです。
「未開封のカートリッジを捨てるのはもったいない」と感じる方は、ぜひ上記の手段もご検討ください。
詰め替えインクはカートリッジを処分しなくてよい
インクカートリッジを捨てるのを面倒に感じる方には、ベルカラーの「スマートカートリッジ」や「詰め替えインク」の使用がおすすめです。
「スマートカートリッジ」は純正インクのカートリッジを再利用してインクを補充するため、カートリッジを処分する必要がありません。
「詰め替えインク」も同様に、純正インクのカートリッジを再利用しインクを補充します。ICチップリセッターを使用することで、残量表示を100%に書き換えて再利用が可能です。
また、ベルカラーには「スケルトンタイプの詰め替えインク」もあるため、気になる方はぜひあわせてご確認ください。
インクカートリッジはリサイクルできる
インクカートリッジは回収ボックスやプリンターメーカーの回収サービスを利用することで再利用できます。
特に回収サービスはカートリッジを処分するだけでなく、ポイントやベルマークが付与されるケースあるためおすすめです。
ベルカラーの「詰め替えインク」や「スマートカートリッジ」は、カートリッジを処分する必要がありません。
カートリッジを処分するのが手間だと感じている方は、ぜひベルカラーの互換インクをお試しください。
互換インクについて詳しくは「互換インクは大丈夫か?純正インクとの違いを解説!」で解説しています。
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