プリンターは書類の作成や写真印刷などで活躍しますが、たくさん使用する場合はインク代がかさんでしまうもの。
インクなどのコストを抑えられるプリンターを購入したくても「種類が多く選び方が分からない」とお悩みの方もいるでしょう。
そこで本記事では、互換インクの専門店であるベルカラーが、インクコストを抑えるためのプリンター選びのポイントを紹介します。
実際にインクコストが抑えられるプリンターも6つ紹介しますので、ぜひプリンター購入前のリサーチにお役立てくださいね。
インクコストを抑えるためのプリンター選びのポイント
プリンターによってインクタイプやインク色数、互換インクへの対応可否などが異なります。
「いざ購入してみてみたら思いのほかインクコストがかかる!」といった事態を避けるためにも、次の4つのポイントに注目してプリンターを選びましょう。
1. 独立型のインクカートリッジを搭載
インクカートリッジは大きく分けて「一体型」と「独立型」の2パターンがあります。インクコストを抑えるためには、独立型のインクカートリッジを搭載しているプリンターを選ぶとよいでしょう。
一体型のインクカートリッジは、インク全色がひとつのカートリッジになっています。そのため、どれか一色でもインクがなくなると、たとえ他の色が残っていてもカートリッジを丸ごと交換しなければいけません。
一方で独立型のインクカートリッジの場合、色が無くなったカートリッジだけ交換することでインクの補充が可能です。残っているインクを捨てずに活用できるため、インクコストを抑えられます。
2. 大容量インクタンクに対応
インクジェットプリンターではインクの交換を頻繁に行う必要があり、その分ランニングコストがかかってしまいます。
印刷枚数が多く、すぐにプリンターのインクがなくなってしまう方には、大容量インクタンクに対応しているプリンターがおすすめです。
大容量インクタンクのプリンターは、一般的なインクジェットプリンターと比較して約1/2〜1/3の価格で印刷できるため、ランニングコストを大きく抑えられます。
3. 互換インクに対応しているプリンターを選ぶ
プリンターに使用するインクは大きく分けてプリンターメーカーが製造している「純正インク」と、プリンターメーカー以外が製造している「互換インク」があります。
互換インクは純正インクに互換性があるものですが、純正インクの約1/2〜1/3の価格帯で購入できることがほとんどです。そのため、インクコストを抑えたい場合には、互換インクに対応しているプリンターを選ぶとよいでしょう。
印刷物のクオリティも純正インクとほぼ互角なので、印刷物のコストパフォーマンスとクオリティを重視したい方には互換インクがおすすめです。ただし、互換インクを販売しているメーカーによっては、値段や品質にばらつきがあることに注意しましょう。
純正インクと互換インクの詳しい違いについてはこちらの記事で解説していますので、あわせてお読みくださいね。
わたしたち互換インクのベルカラーでは、さまざまなプリンターに対応する互換インクを取りそろえております。価格・品質・保証面でもたくさんのお客様からお喜びの声をいただいておりますので、気になる方はぜひ一度当社の互換インクをお試しください。
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4. インクの色数は4色がおすすめ
インクの色数はプリンターによって異なりますが、インクコストを抑えたい場合はインク数の少ない4色がおすすめです。ビジネス文書のようにモノクロの印刷物が多いのであれば、インクの色数が4色のプリンターでも十分事足りるでしょう。
ただし、写真印刷など色の表現度が求められる印刷物は、6色必要なケースもあります。「普段写真印刷がメインだけれどインクコストを抑えたい」という方は、互換インクを活用してみてはいかがでしょうか。
インクコストが抑えられるおすすめプリンター6選
こちらの章では、本記事で解説したプリンター選びのポイントをふまえて、おすすめのプリンターを6つご紹介します。プリンターによって印刷コストや対応用紙サイズなどが異なるので、用途にあわせてプリンターを選びましょう。
特大容量ギガタンク搭載|キヤノン G3360
- 本体価格:29,150円(税込)
- インク型番:GI-31
- インクタイプ:特大容量タンク
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A4まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト(A4普通紙):カラー文書約1.0円、モノクロ文書約0.4円
キヤノン「G3360」は特大容量のギガタンクを搭載しているため、1枚あたりの印刷代を大幅に抑えられます。
1本のインクボトルで約6,000枚の印刷ができるため大量印刷にも向いており、インク交換の手間を減らしたい方にもおすすめです。
印刷コストは1円未満|キヤノン G1310
- 本体価格:26,500円(税込)
- インク型番:GI-390
- インクタイプ:特大容量タンク
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A4まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト:カラー文書約0.9円、モノクロ文書約0.4円
「G1310」のカラー文書の印刷コストは0.9円と1円を切るほどのコストパフォーマンスを誇ります。
ビジネス文書の中でも、表やグラフのようなカラー文書の印刷が多い方は、G1310を検討してみてはいかがでしょうか。
独立型インクでコンパクト|エプソン EW-052A
- 本体価格:8,778円(税込)
- インク型番:MUG
- インクタイプ:独立型インクカートリッジ
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A4まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト:カラー文書約14.5円
独立型インクカートリッジを搭載しており、本体サイズが非常にコンパクトなエプソンの「EW-052A」。本体価格も1万円未満と、ほかのプリンターと比べてお手頃価格です。
無線LANに対応など基本機能も充実しているので使い勝手がよく、インクコストも抑えたい方におすすめのプリンターです。
エコタンク搭載でケタ違いの低印刷コスト|エプソン EW-M5610FT
- 本体価格:76,978円(税込)
- インク型番:YAD,HAR
- インクタイプ:エコタンク
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A3まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト:カラー文書約1.0円、モノクロ文書約0.4円
エコタンクを搭載している「EW-M5620FT」は、モノクロ文書印刷コストが約0.4円と低コストであり、インクボトル1本で約7,500枚もの印刷ができます。
FAXなどを除き通常の印刷であればA3サイズまで対応しているため、仕事などでさまざまなサイズの資料を印刷する方にも向いているでしょう。
スマホで簡単!低コストな写真印刷|ブラザー DCP-J988N
- 本体価格:44,206円(税込)
- インク型番:LC3111
- インクタイプ:独立型インクカートリッジ
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A4まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト:カラー文書約3.7円、モノクロ文書約0.7円
ブラザーの「DCP-J988N」はスマホで簡単に印刷でき機能も充実しているため、使い勝手のよいプリンター。L判写真印刷のコストも1枚あたり約10.0円に抑えられるため、写真印刷が多い方にもおすすめです。
「DCP-J988N」はプラザー公式サイトでは販売が終了となっていますが、Amazonには取り扱いがあります。オンラインで購入する場合にはAmazonページをご覧ください。
大容量インク型 A3にも対応|ブラザー HL-J6000CDW
- 本体価格:42,800円(税込)
- インク型番:LC3139
- インクタイプ:独立型インクカートリッジ
- インク色数:4色
- 対応用紙サイズ:A3まで
- 印刷方式:インクジェット
- 印刷コスト:カラー文書約4.1円、モノクロ文書約0.8円
ブラザーの「HL-J6000CDW」はA3サイズの印刷物にも対応でき、自動両面機能も搭載しています。
インクコストを抑えるだけでなく用紙代の削減にもつながるので、印刷にかかる全体的なコストを抑えられる点が魅力です。
6機種の仕様比較表
6機種の仕様比較表をまとめましたので、比較検討の参考にしてくださいね。
本体価格
(税込) |
インク型番 | インクタイプ | インク色数 | 対応用紙サイズ | 印刷方式 | 印刷コスト | |
キヤノン
G3360 |
29,150円 | GI-31 | 特大容量タンク | 4色 | A4まで | インクジェット | カラー:約1.0円
モノクロ: 約0.4円 |
キヤノン
G1310 |
26,500円 | GI-390 | 特大容量タンク | 4色 | A4まで | インクジェット | カラー:約0.9円
モノクロ: 約0.4円 |
エプソン
EW-052A |
8,778円 | MUG | 独立型インク | 4色 | A4まで | インクジェット | カラー:約14.5円 |
エプソン
EW-5610FT |
76,978円 | YAD,HAR | エコタンク | 4色 | A3まで | インクジェット | カラー:約1.0円
モノクロ: 約0.4円 |
ブラザー
DCP-J988N |
44,206円 | LC3111 | 独立型インク | 4色 | A4まで | インクジェット | カラー:約3.7円
モノクロ: 約0.7円 |
ブラザー
HL-J6000CDW |
42,800円 | LC3139 | 独立型インク | 4色 | A3まで | インクジェット | カラー:約4.1円
モノクロ: 約0.8円 |
低印刷コストのプリンター選びはインクが重要!
印刷コストの低いプリンターを選ぶためには、インクに注目することが大切です。
仕事などで日頃から大量にビジネス文書などを印刷する方は、独立型のインクカートリッジや、大容量タンクを搭載しているプリンターを選ぶと印刷コストを抑えられます。
さらに印刷コストを抑えたい方は、互換インクを活用するとよいでしょう。
互換インクは価格が安価でありながら、純正インクとほぼ互角のクオリティを発揮するので、印刷コストとクオリティの両方にこだわりたい方にもおすすめです。
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