プリンターインクの一体型とは?独立型との違いやメリット・デメリットを紹介

インクについて

プリンターのインクカートリッジには「一体型」と「独立型」がありますが、「違いがよく分からない」とお考えの方もいるでしょう。

実はカートリッジのタイプによって、インク代やプリンター本体の価格が大きく異なるため、プリンターの購入前に把握しておくことが大切です。

本記事では、一体型インクカートリッジの特徴やメリット・デメリットに加え、独立型との違いを解説します。

これからプリンターを購入予定の方や、すでに一体型インクカートリッジ式プリンターをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

プリンターの一体型インクカートリッジとは

プリンターの「一体型インクカートリッジ」とは、複数のインクの色が1つのカートリッジにまとまっているインクカートリッジのことです。

一体型カートリッジにはブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色がすべてまとまっているタイプや、ブラックのみが独立しており、他の3色が一体化されているタイプなどがあります。

インクの吹き出し口である「プリントヘッド」が、プリンター本体ではなくインクカートリッジに搭載されていることも、一体型の大きな特徴です。

一体型と独立型インクカートリッジの違い

一体型と独立型の違いは、カートリッジのタイプやインクの交換方法です。

カートリッジが複数の色でまとまっている一体型は、どれか一色でもインクがなくなるとカートリッジを丸ごと交換しなければなりません。

また、カートリッジにプリントヘッドが搭載されているため、カートリッジを交換することでプリントヘッドも新品に交換されます。

一方で独立型の場合は、色ごとにカートリッジが分かれており、なくなった色のみカートリッジを交換すればインクを補充できます。

しかし、プリントヘッドはプリンター本体に搭載されているため、カートリッジを交換してもプリントヘッドは新品にはなりません。

独立型について詳しく知りたい方は「プリンターは独立型インクが安い?メリットとデメリットを解説」の記事もご覧ください。

<一体型と独立型の違いのまとめ>

一体型 独立型
カートリッジのタイプ 複数の色が1つのカートリッジにまとまっている 色ごとにカートリッジが分かれている
プリントヘッド カートリッジに搭載 プリンター本体に搭載

 

一体型インクカートリッジのメリット

一体型インクカートリッジは、本体価格の安さやトラブルが起きにくい点がメリットです。まずは2つのメリットを詳しく確認しておきましょう。

プリンターの本体価格が安い

一体型の場合、プリンター本体にプリントヘッドが搭載されていないため、独立型インクカートリッジと比較してプリンター本体の価格が安い傾向にあります。

一体型インクカートリッジ式のプリンターの中には、キヤノンの「PIXUS TS203」のように5,000円未満で購入できるものもあります。

「とりあえずプリンターが欲しい」という場合に、お手頃価格で購入できる点が一体型のメリットです。

目詰まりのトラブルが少ない

基本的にインクジェットプリンターは目詰まりトラブルが多い傾向にあります。

しかし、一体型ではカートリッジを交換することでプリントヘッドも新品になるため、目詰まりの心配も少なくなります。

また、プリントヘッドが新品になることで、印字不良などが起こりにくくなる点も一体型のメリットです。

一体型インクカートリッジのデメリット

一体型インクカートリッジのデメリットは、インク交換の手間がかかり、ランニングコストが高くなることです。

一体型インクカートリッジ式のプリンターを購入予定の方は、次の2つのデメリットも考慮した上でプリンター選びを行いましょう。

インクカートリッジを丸ごと交換する必要がある

一体型は、どれか1色でもインクがなくなった場合にはカートリッジを丸ごと交換する必要があります。

そのため、独立型と比べてランニングコストが高くなってしまうことがデメリットです。

インクにかかるコストをなるべく抑えたい方には「互換インク」をおすすめします。

互換インクは純正インクと互換性のあるインクであり、一般的に純正インクの約1/2~1/3の価格帯で購入が可能です。

印刷物の品質も純正インクと互角のため、品質とコストパフォーマンスの両方を重視したい方に向いています。

ベルカラーでは、一体型に対応する互換インクを幅広く取りそろえております。

価格・品質・保証面でもたくさんのお客様からお喜びの声をいただいておりますので、気になる方はぜひ一度当社の互換インクをお試しください。

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インクカートリッジが高い

一体型にはプリントヘッドがついているため、カートリッジの価格が高い傾向にあります。

プリンターによっては数回インクを交換すると、インク代がプリンターの本体価格よりも高くなってしまうケースもあることに留意しておきましょう。

一体型のインク代が気になる方は、ベルカラーの「スマートカートリッジ」や「詰め替えインク」がおすすめです。

「スマートカートリッジ」や「詰め替えインク」は純正インクよりも安価でありながら、印刷物の仕上がりは純正インクを使用した場合とほとんど変わりません。

気になる方は以下の公式サイトをチェックしてくださいね。

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プリンターのインクが高い理由については、「プリンターインクはなぜ高いのか?理由やインクコストを抑える方法を紹介」にて解説しています。

一体型インクカートリッジにはメリット・デメリットがある

一体型インクカートリッジのメリットは、本体価格の安さや、カートリッジの交換によってプリントヘッドの目詰まりなどのトラブルが起こりにくいことです。

ただし、一体型の構造的に、1色でもインクが切れた場合にはカートリッジを交換する必要があり、ランニングコストが高くなるといったデメリットもあります。

本記事を参考に一体型のメリットとデメリットを考慮したうえで、ご自身にあったプリンター選びを行いましょう。

インクのコストを抑えたい場合には、ベルカラーの互換インクもご検討ください。

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