キヤノン(canon)のインクジェットプリンター用インクは、2023年に値上げされました。キヤノンのプリンターを利用していて、インクの値上げがどの程度なのか気になる方もいるでしょう。
本記事では、キヤノンインクの2023年値上げ情報を解説します。インクをお得に購入する方法もご紹介しますので、参考にしてください。
キヤノン用純正インクの値上げ情報
キヤノンのインクジェットプリンター向け純正インクを含む消耗品の価格改定は、直近で2022年4月と2023年2月の2回実施されました。いずれも事実上の値上げで、2023年には平均で約5.3%上がっています。
価格改定の理由と、対象インク型番や値上げ率について解説します。
純正インク価格改定の理由は物価上昇
キヤノンの純正インク価格改定は、「原材料の高騰」「物流コストの上昇」が背景にあります。現状、企業努力だけでは価格を維持することが困難なのでしょう。
下記リンク先のキヤノン公式サイトには、価格改定された商品一覧へのリンクが紹介されています。一部のプリンター本体やコピー用紙などの値上げも行われており、インクだけが値上げされているわけではありません。プリンターにかかるコストは、全体的に上昇しています。
価格改定の対象インクと値上げ率
ほぼすべてのキヤノン純正インクが、価格改定の対象とされています。2022年4月時点と2023年2月時点の価格を比較すると、値上げ率は平均で約5.3%です。
値上げしたインク型番と改定内容について、一例をご紹介します。
インク型番 | 価格(2022年4月時点) | 価格(2023年2月時点) | 値上げ金額 | 値上げ率 |
BCI-381 BK | 1,073円 | 1,128円 | 55円 | 5.1% |
BCI-321 BK | 955円 | 1,000円 | 45円 | 4.7% |
XKI-N11 BK | 746円 | 800円 | 54円 | 7.2% |
※2023年12月時点
※価格は税抜
いずれも黒の単色カートリッジで、約1年間のうちに50円値上がりしていることが分かります。
キヤノン用インクをお得に入手する方法
キヤノン用インクを、定価よりお得に購入する方法を4つご紹介します。型番によっては販売されていない可能性もありますが、いずれも見つかればコストを抑えられるアイデアです。
- アウトレット品を探す
- フリマやオークションサイトで探す
- 店頭の割引サービスを利用する
- 互換インクを使用する
アウトレット品を探す
キヤノンが製造している純正インクで、「箱がない」「包装に不備がある」「型落ちでラベルが古い」などの理由から、アウトレット価格で販売されているインクがあります。カートリッジ自体は使用できるので、見栄えが気にならない方にはお得な商品です。
アウトレット品は必要なインク型番が常に売られているとは限らないため、見つけたら購入しておくとよいでしょう。なお、箱がない場合はインクの推奨使用期限が不明な可能性があるので、ご注意ください。
インクの使用期限についてはこちらの記事で解説しています。
フリマやオークションサイトで探す
フリマやオークションサービスのサイトには、キヤノン純正インクが安く出品されていることがあります。
ほとんどの場合、個人が出品しているため、商品の状態や設定された値段が本当にお得かどうかは購入前に確認が必要です。欲しい型番が見つかっても、安易に飛びつかないようにしましょう。
店頭の割引サービスを利用する
家電量販店では、店頭に使用済みの純正インクカートリッジを持ち込むと割引サービスが受けられる場合があります。
「ノジマ」は、処分する純正インクカートリッジ1本につき、新規購入のインクカートリッジが会計から30円値引きになるサービスを提供しています(※ノジマモバイル会員限定)。お近くに店舗がある方は、利用をご検討ください。
互換インクを使用する
互換インクとは、プリンターメーカー以外が製造しており、純正品と互換性があるインクです。
品質にこだわって製造しているメーカーの商品は、純正品とほぼ同等の高品質なものもあります。純正品と比較して1/2〜1/3の価格で入手できるケースもあるため、コスト削減に大きな効果をもたらすことが特徴です。
互換インクについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。
キヤノン用の互換インクと純正の価格比較
ベルカラーで販売しているキヤノン用互換インクは、高品質でありながら純正品と比較して価格が安く、インク代が気になる方におすすめです。
本章では互換インクの種類や、純正インクとの価格の違いについてご紹介します。
ベルカラーのインクへのこだわりについては、こちらの記事をご覧ください。
キヤノン向け互換インクの種類
ベルカラーのキヤノン用互換インクには、いくつかの種類があります。
- 互換インクカートリッジ:純正インクに置き換えて使用できる
- 詰め替えインク:補充に少し手間がかかるがコストが抑えられる など
悩んだらまずは、純正品と同じ方法で使用できるカートリッジタイプがおすすめです。ただし、プリンターによって使用できるインクの種類は決まっているので、事前にインク型番をお確かめください。
互換インクの種類については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
キヤノン純正と互換インクの価格比較
下表は、純正インクとカートリッジタイプの互換インクの価格を比較した結果です。
<キヤノン用インクカートリッジ 価格の比較>
インク型番 | 純正品 | ベルカラーの互換品 |
BCI-381/380 | 6,210円 (標準容量5色セット) |
2,580円 (大容量5色セット) |
BCI-331/330 | 8,140円 (標準容量6色セット) |
4,250円 (大容量6色セット) |
BCI-381 BK | 3,720円 (標準容量・単色1,240円×3本) |
1,790円 (大容量3本セット) |
※2023年12月現在
※価格は税込
※比較しているベルカラー互換品は取扱いが大容量のみ
セットでも単色でも、互換インクの価格は純正の半額程度でした。ご利用のプリンターに対応した互換インクがあれば、インク代を大幅に抑えられることが分かります。
インク代を抑えるなら互換インクがおすすめ
キヤノンのインクジェットプリンター用インク価格は、2023年に平均で5.3%値上げしています。インク代を抑えるために、アウトレット品やフリマサイトなどを活用しましょう。
しかし、アウトレット品や個人間でやり取りをするフリマサイトなどの利用は、注意しなければいけない点もあります。そのため、安定的にコストを安く済ませるなら、互換インクがおすすめです。
ベルカラーではさまざまなキヤノン用の互換インクを取りそろえていますので、ぜひ公式サイトをご覧ください。
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