ブラザーのインクは、大容量タイプをはじめとしたさまざまなサイズを展開している型番もあるため、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
自身の印刷頻度を考慮して、使用期限内に使い切れるサイズを選ぶことが重要です。
この記事では、ブラザーのプリンターインクの種類やサイズ容量の違い、選び方について解説します。
ブラザー純正インクの種類
ブラザーの純正インクは黒、シアン、イエロー、マゼンタの4色の独立タイプが基本です。ここでは詳細を確認していきましょう。
顔料・染料インクの4色タイプが基本

画像引用元:brother
ブラザーのプリンターインクの純正は、基本的に黒、シアン、イエロー、マゼンタの4色タイプです。全色顔料タイプや、「LC3111」のようにブラックが顔料でカラーが染料のタイプのインクもあり、さまざまな種類が展開されています。
顔料インクと染料インクの特徴を下表にまとめました。
特徴 | おすすめ用途 | |
顔料インク |
・インクの粒子が大きく、用紙の表面にインクが定着するインク ・くっきりと発色する |
文書印刷
ビジネスインクジェット |
染料インク |
・粒子が小さく、用紙に染み込ませて発色させるインク ・グラデーションなどの複雑な色でも再現性が高い |
写真印刷 |
顔料インクと染料インクの詳細はこちらの記事で解説しています。

プリンターインクタイプ
ブラザーの純正インクタイプは、各色ごとに分かれている独立型のみです。ブラザーのインクジェットプリンター対応インクは、主にカートリッジタイプで、一部の型番では大容量タイプも用意されています。
独立型のインクタイプについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

ブラザー純正インクの大容量と標準サイズの違い
ブラザーのプリンターインクは、型番によっては「大容量」や「超大容量」など複数のサイズが用意されています。大容量サイズのインクは、「LC416XLBK」のように型番の後方に「XL」とついていることが一般的です。
LC416XLの場合、LC416との価格差は黒色だと約1.3倍、カラーは2倍違いがあり、印刷可能枚数は黒だと2倍、カラーは3.3倍変わります。頻繁に印刷する人は、大容量サイズにすればコストを抑えられるケースもあります。
標準サイズ
下表では、インク型番「LC416」を参考に価格と印刷可能枚数を紹介しています。
色 | 価格 | 印刷可能枚数 |
黒(LC416BK) | 3,300円 | 約3,000枚 |
シアン(LC416C) | 2,750円 | 約1,500枚 |
イエロー(LC416Y) | 2,750円 | 約1,500枚 |
マゼンタ(LC416M) | 2,750円 | 約1,500枚 |
※2024年1月現在
大容量サイズ
下表では、インク型番「LC416XL」を参考に価格と印刷可能枚数を紹介しています。
色 | 価格 | 印刷可能枚数 |
黒(LC416XLBK) | 4,400円 | 約6,000枚 |
シアン(LC416XLC) | 5,500円 | 約5,000枚 |
イエロー(LC416XLY) | 5,500円 | 約5,000枚 |
マゼンタ(LC416XLM) | 5,500円 | 約5,000枚 |
※2024年1月現在
ブラザー互換インクの種類
ブラザーのインクジェットプリンター用インクは、ブラザー以外のメーカーが製造する「互換インク」もあります。
互換インクは純正品と互換性があるため、プリンターと同じ型番であれば印刷に使用できます。純正品と比べると、印刷物の劣化が早い傾向にありますが、商品の品質によっては見劣りしないレベルで印刷が可能です。
ベルカラーでは、ブラザー用に2種類の互換インクをご用意しています。それぞれの特徴をご紹介します。※型番によっては取り扱いがない点にご注意ください。
互換インクカートリッジ
<ベルカラーの互換インクカートリッジ(LC3135対応)>
純正品と同様に、インクが補填されたカートリッジです。インクを使い切ったらカートリッジごと交換します。
ベルカラーでは型番によっては、ブラザーの大容量対応のインクカートリッジもご用意しています。また、LC412のように純正は顔料でも、ベルカラーでは全色染料でご用意しているなど、互換インクならではのラインナップも豊富です。
詰め替えインク
<ベルカラーの互換インクカートリッジ(LC3111 / LC3117 / LC3119 / LC3129対応)>
上記は純正カートリッジに自分でインクを補充して使う製品です。ブラザーの使用済み純正カートリッジへインクを詰め替える場合は、注射器を使用してインクを注入します。
また、使用済み純正カートリッジを再利用するためには、別途ICチップリセッターが必要です。
ベルカラーのブラザー用詰め替えインクは、注射器やICチップリセッターをセットで販売している商品もございます。
詰め替えインクやICチップリセッターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


ブラザーインクの選び方
ビジネス文章の印刷がメインであるなど、印刷物のクオリティを求めないのであれば、互換インクで十分です。しかし印刷物の色の鮮度や、インク品質にこだわりたい場合は、純正インクがおすすめです。
保存期限内に使い切れる容量
インク開封後やプリンターに取り付け後の保存期限は、基本的には1年です。しかしブラザーの純正インクは、開封後6ヵ月以内に使い切ることを推奨しています。6ヵ月を超えての使用は、粘度が高まり吐出不良の恐れがあるため、利用頻度を考慮して使用期限内に使い切れる容量を選びましょう。
プリンターインクの保存期間はこちらの記事で詳しく解説しています。

印刷物を長期保存したいなら純正インク
純正はインク品質が高く、印刷物が劣化しにくいため長期保存に優れています。プリンターと同じメーカーが製造しているため、ノズルなどが故障する可能性が低いなど、トラブルが起きにくいことが特徴的です。インク性能や品質に優れる反面、互換インクと比べて価格が高い点には注意しましょう。
純正インクが高い理由やプリンターインクのコストを抑える方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ブラザーの純正インクの値上げ情報はこちらの記事で解説しています。

ランニングコストを抑えるなら互換インク
ランニングコストを抑えたい場合は、互換インクがおすすめです。純正インクと比べて安く購入できるため、コストパフォーマンスに優れます。
ブラザーの人気プリンター「MFC-J939DN」のインクLC411で比較すると以下の通りです。
インク | 価格 |
LC411(4色パック)純正 | 4,345円 |
LC411(4色パック)互換 | 2,980円 |
※2024年1月現在
MFC-J939DN対応インクの種類や特徴はこちらの記事で解説しています。

見た目でわかるほど印刷品質に違いはありませんが、互換インクは時間経過による退色が目立ちやすい傾向にあります。
また、インクが原因でプリンターが故障したとき、メーカーによっては保証を受けられない可能性があります。予期しない場合のことにも備えて、保証がついている互換インクを選びましょう。
ブラザーの互換インクなら保証がついたベルカラー
ブラザーのインクは、型番や容量などさまざまな種類の製品があります。型番は一致するとサイズ展開も豊富なため、プリンターの使用頻度に適したものを選びましょう。
なお、ランニングコストを抑えたいのであれば、互換インクの利用がおすすめです。ベルカラーはトリプル保証もついており、初期不良があった場合に交換返金保証などがついています。そのため、初めて互換インクを使う人でも、充実したサポート体制なので安心してお使いいただけます。
ブラザーの互換インクが気になっている方は、ぜひベルカラーの公式サイトをご覧ください。
\ ベルカラーは互換インクの専門店です/