【エプソン】インク純正品の値上げ情報を解説|お得なインクもご紹介

インクについて

エプソン(EPSON)のインクジェットプリンター用の純正インクは、2023年に値上げされました。その約1年前の2022年にも値上げがあり、インクの価格は上昇傾向が続いています。

本記事では気になる値上げの背景や対象の商品数などの詳細と、インクをお得に入手するおすすめの方法をご紹介します。インク代を抑えたい方は、ぜひ本記事をお買い物にお役立てください。

エプソン用純正インクの値上げ情報

エプソンが自社プリンター向けに製造している純正インクは、2023年7月に値上げされました。エプソンの公式発表資料を基に、純正インクの値上げ情報について詳細を解説します。

値上げの背景は製造コストの上昇

純正インクの値上げの背景には、原材料費の高騰などによる製造コストの上昇が挙げられています。

エプソン販売株式会社は2023年7月3日より一部商品の出荷価格およびサービスの価格を改定いたします。

これまで原材料費の高騰などで製造コストが上昇する中、効率化やコスト削減により価格への転嫁を避けるよう最大限努力してまいりました。しかしながら企業努力による対応だけでは価格を維持することが困難な状況に至っており、このたび以下の通り価格改定を実施いたします。

引用:エプソン「一部商品・サービスにおける価格改定について」

その約1年前、2022年7月1日にも同じくコストの上昇を理由に一部インクが値上げされました。年に1回ペースでの値上げが続いていることから、今後もさらなる価格改定の可能性は否定できません。

多くの純正インクが値上げ対象に

2023年7月に値上げされた商品数は、以下のとおりです。

  • ホームプリンター消耗品:341
  • ビジネスインクジェットプリンター消耗品:85

参考:エプソン「一部商品・サービスにおける価格改定について」

「消耗品」には写真用紙なども含まれますが、大半はインクカートリッジです。値上げの実施時点で発売済みだったインクの多くが値上げ対象になったと考えられます。

エプソン用インクを安く購入する方法

エプソンのインクジェットプリンター用のインクを、安く購入する方法を3つご紹介します。値上げが続く状況においても、お得にインクを入手できるよう工夫しましょう。

エプソン公式サイトでポイントをためる

エプソンの公式オンラインサイト「エプソンダイレクトショップ」は、会員になることでポイントをためられます。ポイントをためる方法は2つあり、次回購入時に割引きとして使用できます。

  • ご注文ポイント:購入金額に応じたポイントを取得
  • プレゼントポイント:会員向けキャンペーンなどで取得

「ご注文ポイント」は、通常会員であれば購入金額の3%が還元されます(2024年3月現在)。「プレゼントポイント」は、キャンペーンページや会員向けメールマガジンで周知される各種キャンペーンにエントリーすることで取得が可能です。

取得したポイントは公式サイトでの買い物に1p=1円で使用できます。ポイントには有効期限がありますのでご注意ください。

参考:エプソンダイレクトショップ「ポイントサービスのご案内」

アウトレット品を探す

エプソンの純正インクでは、「箱がない」「包装に傷や汚れがある」「使用期限が残り少ない」などの理由から、安い値段で販売されているアウトレット品が存在します。カートリッジ本体は使用できるので、箱などの見た目が気にならない方にはおすすめの商品です。

エプソンでは、公式オンラインストアでアウトレット品を扱っています。在庫切れの場合も多いので、定期的に必要な型番があるか検索してみるとよいでしょう。

参考:エプソンダイレクトショップ アウトレットインク一覧

※アウトレット品の購入には会員登録が必要

なお、箱がない商品は推奨使用期限が不明な場合がありますのでご注意ください。

互換インクを使用する

「互換インク」はプリンターメーカー以外のメーカーが製造しているインクで、純正品と比べて値段が安いことが魅力です。

純正インクは各プリンターに合わせてプリンターメーカーが研究・開発しているため、高品質です。一般的に互換インクの品質は純正インクよりも劣る傾向にありますが、材料や品質にこだわって開発しているメーカーの商品には純正インクとほぼ同等品質のものもあります。事前に商品レビューなどを確認してから購入するとよいでしょう。

互換インクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

純正インクと互換インクはどっちがいいの?違いを説明 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
「互換インク」はプリンターインクの種類のひとつです。しかし、名前を聞いたことはあるけれど「互換インクって何?」「純正との違いは何?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。 互換インクの専門店ベルカラーが、そんな互換インク

エプソン用の互換インクはコスト効果が大きい

インク代が気になるときは、互換インクがおすすめです。コストを抑える効果が大きく、品質にこだわって保証の付いた商品を選べば、トラブルにも備えられます。

互換インクの種類や、純正品との価格の違いを解説します。

エプソン互換インクの種類

エプソン向けの互換インクには、主に以下の3種類があります。

  • 互換カートリッジ
    :純正品と同じ方法でプリンターにセットして使用。インク切れとなった互換カートリッジの再使用は不可。
  • 詰め替えボトル
    :ボトルに入ったインクを、使用済みの純正カートリッジや詰め替えカートリッジに詰め替えて使用する商品。カートリッジを繰り返し使用できるが、純正カートリッジや、オートリセットチップが付属していない詰め替えカートリッジに詰め替えて使用するときは別途ICチップリセッターが必要。オートリセットチップが付属している詰め替えカートリッジであれば、ICチップリセッターがなくてもインクを補充することで再使用が可能。
    使用済み純正インクカートリッジに詰め替える場合は詰め替え回数に限度あり
  • エコタンク用ボトルインク
    :タンク方式に対応しているインク。容量によってはプリンター本体のタンクに直接ボトルから注ぎ込める。500mlサイズのボトルは、使用済みの純正エコタンク用ボトル、またはベルカラーエコタンク用ボトルに詰め替える必要があるため注意。

<ベルカラーのエプソン用互換カートリッジ(IB06CL5A めがね)>

ベルカラーの互換インク_エプソンめがね用

互換カートリッジは純正品に置き換えて使用できるため、初めて互換インクを使う方にもおすすめです。

ベルカラーでエプソン用互換インクカートリッジを探す

<ベルカラーのエプソン向け詰め替えボトル(IC4CL69)>

ベルカラーの互換インクボトル_エプソンRDH_MUGほか

詰め替えボトルは詰め替えやICチップリセットの作業が必要ですが、大量印刷する場合はコストを抑える効果が大きくなります。

ベルカラーでエプソン用詰め替えボトルを探す

<ベルカラーのエコタンク向けボトルインク(ハサミ)>

ベルカラーの互換インクボトル_エプソンのハサミ用

エコタンク用ボトルは、対応するプリンターを使用中の方は純正インクに置き換えて使用が可能です。

ベルカラーでエプソン向けエコタンク用ボトルを探す

こちらの記事で、エプソンのインクの種類について解説しています。

EPSONのインクの種類と選び方を解説!型番から一目で分かる早見表付き - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
本記事ではEPSONインクの種類と選び方について解説します。ランニングコストを抑えられるインクもご紹介するためぜひ参考にしてください。

ICチップについては、こちらの記事をご参照ください。

プリンターインクのICチップとは?リセット方法や清掃方法を解説 - インク知恵袋|互換インクの専門店ベルカラー
本記事ではプリンターインクのICチップの機能に加え、リセット方法や注意点を解説しています。詰め替えインクの利用時に役立つ情報のため、ぜひ参考にしてください。

純正と互換インクの値段比較

エプソン純正インクと互換インクの値段を、いくつかの型番で比較しました。結果は下表のとおりです。

▼エプソン インク価格比較

インク型番 エプソン純正 ベルカラー互換インク
IB06CL5A(メガネ) 8,120円(4色セット) 2,360円(4色セット)
IC6CL80L(とうもろこし) 8,470円(増量6色セット) 2,400円(増量2セット+黒2つ付き)
KAM-6CL-L(かめ) 8,060円(増量6色セット) 2,450円(増量6色セット)

※2024年3月現在

※税込み価格

ベルカラーの互換インクは純正品の3分の1程度の値段で、コストを効果的に抑えられます。

エプソンの互換インクでコストを抑えよう

エプソンの純正インクは値上がりが続いています。ポイントをためる、アウトレット品を探すなど、インクを安く購入できる方法を活用しましょう。

コストを最大限に抑えるなら、互換インクがおすすめです。ベルカラーではエプソン用の互換インクを多数ご用意しているので、ぜひ公式サイトをご覧ください。

\ ベルカラーは互換インクの専門店です/

ベルカラー|互換インクの購入はこちら

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